転職を繰り返すのは決して悪いことではありませんが、避けられる転職は避けたほうがいい場合が多いです。就活での失敗を避けるためには自己分析をすることが基本です。今はネット情報を通して気軽にオンライン診断ができるので、就活はグンと楽になっています。最初にやるべきことは、自分の目標をはっきりと自覚することです。これがわかれば苦労しないという方は多いですが、自分に正直になれば見えてきます。何のために働くのか、自分は何をやりたいのか自覚するのです。就活においては建前よりも本音を重視する必要があります。
面接官に対しては本音をぶつけられないことが多いですが、自分自身とは本音で向き合いましょう。もちろんやりがいは大切ですが、それ以上に給料を重視したいという方は少なくありません。面接の場で建前を述べるのは悪くはありませんが、自分の気持ちにだけは嘘をつかないようにしてください。自分の本心に従って、仕事に求める条件を第三位までピックアップしてみてください。
自己分析では自分の長所を把握しておくことが大切です。人と比べて何ができるのかはっきりとさせることで、強力な自己アピール力になります。自分に自信を持てる人は、面接の場で圧倒的に有利になります。自信はオーラとして相手に伝わるもので、面接官に好印象を与えるのです。初対面での印象は大きな意味があり、初対面で性格・性質の7~8割は出ると言われています。だからこそ面接には自信を持って臨む必要があるわけです。
就活をするうえで絶対に無視できないのは年収です。お金のために働くわけではないという人が多いですが、お金の問題を軽視すると失敗します。収入の額が生活レベルを決める現実があるので、収入に関しては貪欲になりましょう。あとは自分との適性、将来的なキャリアアップ、職場の雰囲気などをもとに決めていくのがおすすめです。積極的にキャリアアップしたい人もいれば、コツコツと続ける地味な業務を求める人もいるので、自分の適性・タイプはよく把握しておく必要があります。
オンライン診断は信頼性が高く、正直に回答すれば本当の自分が見えてきます。例えばコミュニケーション能力に自信があるならば、営業や接客業が適しているでしょう。工場勤務やSE(システムエンジニア)などは、マイペースでコツコツと頑張りたい方に向いています。ネット情報で調べても自身の適性がわからない場合は、求人サイトのコンサルタントに相談するのがおすすめです。プロの視点から強み・弱みを見つけてくれます。