新型コロナウィルスによる感染症は世界中に広まっており、日本も例外ではありません。症状が全くでない人も多いですが、辛い症状に長く苦しめられたり命を落としてしまう人もいます。効果的な治療薬やワクチンが開発されるまでは、警戒が必要になります。
そんな中で知っておくべき大事なことには、新型コロナウィルスを警戒しながらの働き方があります。ウイルスを広げないようにステイホームが推奨される中、仕事もテレワークによる在宅勤務を実施する会社が増えました。狭いオフィスに多くの人が出入りする環境では、ウイルスに触れてしまう機会も多くなるからです。特に東京では満員電車に乗って近隣の県から通勤してくる人も多く、そのリスクも注目されています。
テレワークを上手く導入した企業もあれば、上手く機能していないということもあるようです。テレワークのメリットとしては通勤時間を省けるので、時間を有効活用できるということが挙げられます。仕事の効率が上がったと感じる人も多いです。その一方で、就業中に同僚や上司など周りとコミュニケーションが取りにくいと感じている人もいます。自宅のようなプライベートな空間だと、メリハリをつけにくく長時間労働になりやすいというデメリットもあります。テレワークのメリットを最大限に活かすためには、仕事をしやすい環境を整えることやコミュニケーションのルールをしっかり決めておくといったことが求められます。
新型コロナウィルスが少し落ち着いたこともあり、規制緩和のステップは徐々に進んでいます。テレワークからオフィスへの出勤に切り替える企業も増えましたが、テレワークの活用を継続している企業もあります。今後、第二派・第三派がやってくることも考えられるので、在宅勤務をしやすい環境を整えておくことが重要です。
また、新型コロナウィルスは、就活にも多大な影響を及ぼしました。観光業界などは観光客の大幅な減少などがあり、収益が大きく悪化しています。今後もその影響が続くことが予想されているので、採用を見合わせる企業も多くなっています。それからオンラインシステムを導入して、説明会や面接を行う企業なども増えました。書類選考や最初の面接はオンラインで行って、最終面接だけ対面で行うという企業もあります。また、今までは大規模な就職説明会やセミナーなども開かれていましたが、感染のリスクがあるのでしばらくは開催されないかもしれません。